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顔やせ・小顔ってどういうこと?
「痩せたい」「ダイエットしたい」という人の中には腕や足ではなく、顔の肉を落としたいという人もいると思います。これは女性だけでなく、男性の悩みでもありますよね。顔が小さいとそれだけでスタイルがよく見えます。
まず、顔痩せについては当たり前ですが、単純にダイエットをするという方法が有効です。
脂肪が少なくなったら、別の小顔対策を考えましょう。
- まず考えられるのが骨。ただ、骨に関しては基本的に遺伝なので大きくは変わらない。エラが張ってるとか。整形すれば変わるけども。
- 次に考えられるのが筋肉をほぐすというもの。表情筋の引き上げや咬筋を緩めることで、顔がシャープに見えると言う効果が考えられます。
- 最後にリンパです。リンパのつまりを取ることでむくみが解消して、あくまで一時的にですが小顔になる。小顔になるエクササイズやエステなどはほとんどがリンパの流れをよくすることによって効果が出ているだけと考えられます。
また、これらの他に、髪形を変えて小顔に見えるなどの見せ方に関する方法もあります。
このように、いろんな方法があるので1つずつ見ていきましょう。
悩み別顔痩せ方法ガイドライン
- 顔だけじゃなく体型も太めの人(BMI25or体脂肪率30%以上)→ダイエット
- 自力でなんとかしたい、お金をかけずになんとかしたい→リンパマッサージ、エクササイズ
- お金をかけてもいいから小顔にしたい→マッサージ、エステ、美容鍼、コルギ
- 顔がむくんでいる人、むくみやすい体質の人→むくみ対策(水分、塩分、ミネラル)
- 根本から小顔になる→美容整形
- 即効性が欲しい、まずは見た目で小顔にみえるようにしたい→姿勢・髪型・メイク・肩の筋トレ・靴
- 顔痩せするという巷の噂、根拠薄めの情報も知りたい方→ピップエレキバン・顔パック
方法1. ダイエット
筋肉が肥大して顔が大きいというのは、硬いものを毎日食べているような人だけでしょう。
逆に、顔が丸かったりプニプニしているというのは基本的に脂肪です。
脂肪は体の全体から均等に減っていくので、ダイエットをするのが顔痩せにも効果的です。
注意点として、顔の脂肪だけを落とすというような部分痩せというのは基本的にできません。体の脂肪が落ちると同時に顔の脂肪も減っていきます。
ただ顔につく脂肪の割合は多くはないので、脂肪が少ない人は顔痩せのためにさらに脂肪を落とすと健康を害することになるでダイエットは勧められない。
女性はどんなにボディメイクをしても体脂肪率は18%までに留めましょう。
当サイトでは「【2018年版】プロが教える確実に痩せる新常識のダイエット方法まとめ【完全保存版】」の記事でダイエットに関する情報を網羅しているので、痩せる方法を知りたいという方は是非ご覧ください。
方法2. リンパマッサージ
じゃあ脂肪以外に細くなる方法はあるの?
よく言われているのはむくみですね。これはリンパの流れが悪くなることによって生じます。リンパに関してはマッサージによって流れをよくすることができる。
リンパは脂肪と違って減るものではないため、一時的なものだけど効果はある。つまりマッサージを毎日続ければ効果も持続する。
そのため自分でマッサージを覚えるのがいい。朝の洗顔の時やお風呂の時などと時間を決めて習慣化しよう。
造顔マッサージ
田中宥久子さんが考案した造顔マッサージも結局はリンパマッサージの一種でしょう。
世界一受けたい授業にも出ており、効果があったという評判も聞きますね。
アマゾンのコメントにもあったけれど、注意点は、こっていないところのマッサージしないこと。強い力でマッサージすることで皮膚が伸びるようです。
頬がこけたという話もあるので、この点も注意。頬はマッサージしないほうがよさそう。
また、クリームを大量に使わないと滑りが悪く、肌が赤くなったりするので、その点も注意が必要なようです。
もったいぶらずに大量に使うこと。田中さんのブランドのものは高いので、他のマッサージクリームでいいでしょう。
方法3.むくみ対策(水分、塩分、ミネラル) ※2018年10月10日追記
脂肪ではなくむくみによる場合は一気に改善する可能性があります。
まずむくみとは体に水分が溜まってしまっている場合を言います。
2-3kg分の水が溜まっていることもあり、むくみを取ることで体重が一気に落ちることもあります。
むくみ診断チェックリスト
- 水分をあまり取っていない。
- トイレの回数が少ない。
- スネの骨の上を押すと、跡が消えるまで時間がかかる。
これらのどれかに当てはまる場合はむくみが原因で顔がパンパンになっている可能性があります。
水分は取るべきか取らないべきか
勘違いしやすいのが水分を取ったらむくむということ。日本腎臓学会指導医・専門医の坂井尚二先生もこのように言っています(参考)。
腎臓の働きが正常な人であれば不必要な水は排泄されますから水を飲んでむくむことは通常ありません。
むしろ、水分が不足すると水を溜め込んでしまうおそれもあるので、しっかり水を飲みましょう。
改善方法
水をとる習慣をつけること。
水もただ飲むだけで食欲が抑えられて、ダイエット効果があるので、職場や家にウォーターサーバー があるなら、どんどん飲みましょう。

塩分の取り過ぎ
むくみの原因として塩分の散り過ぎも挙げられます。
塩分は水を溜め込む性質があるため、塩分を控えることは重要です。
改善方法
日頃の塩分を減らす。減塩のものを使う。
調味料をオリーブオイルやバルサミコ酢に変えましょう。
ミネラル・ビタミン・栄養不足
また、ミネラル・ビタミン不足でむくむこともあります。
「カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB1・ビタミンE・タンパク質」などが不足するとむくみの原因になると言われています。
不足しがちなものとしては、カリウム、マグネシウム、タンパク質でしょう。
マグネシウムは、納豆、魚介類が豊富。
タンパク質は、肉・魚・卵・大豆食品が豊富。
改善対策レシピーアボカド納豆ー
上記の栄養素をすべて含む料理として、
アボカドを納豆と混ぜ、オリーブオイル・バルサミコ酢で味付けしたものをおすすめします。
醤油はもちろんなし。
これは、マグネシウム・オリーブオイルで便秘対策にもなり、タンパク質でダイエット効果も兼ねています。
細くなるという点で最強の料理なので、ぜひ試してみてください。
方法4. エクササイズ・運動
エクササイズや顔の運動により筋肉を使い、血行をよくし、小顔になると言われている。その際に顔の筋肉は色々と種類がある。
特に大事とされており名前が上がるのは、
口周りの口輪筋(こうりんきん)、ほほの小頬骨筋(しょうきょうこつきん)、ほほの一番外側の咬筋(こうきん)、文字通り鼻筋の筋肉である鼻筋(びきん)、口角を動かす大頬骨筋(だいきょうこつきん)、フェイスラインをつくる頬筋(きょうきん)、目の周りの眼輪筋(がんりんきん)、笑顔を作る笑筋(しょうきん)などなど。
しかし、上でも言ったように筋肉を鍛えても小顔にはならない。ただ、エクササイズをすることで結果的にリンパの流れをよくするだけと考えている。
※追記
筋肉を鍛えても細くなることはないが、筋肉の緊張をほぐすことによりシャープな顔立ちの印象に変えることは可能。表情筋のリフトアップや、咬筋をほぐすことによるエラ張りの解消など。これらの筋肉がこっている人限定にはなるが、これらはエクササイズによって効果が出る可能性がある。
なので、マッサージのほうがおすすめで、マッサージをした上でさらにやるとなるとエクササイズも導入するのがいいと思います。
エクササイズは様々なものがあり、顔ヨガなんてのもある。
他にも、ガムを噛んだり、風船を膨らませたり、パタカラ体操とかで口をたくさん動かすのもいい。以下参考サイトから方法を引用。他にも似たようなもので、ウンパニ運動やあいうえお体操なんかもある。
①パ
破裂音と呼ばれる「パ」は、唇をしっかりと閉じるように発音します。②タ
上顎に舌をしっかりとくっつけて発音します。
その為、「タ」の発音をすることで舌を上顎に打ちつけて舌の筋肉を鍛えます。③カ
喉の奥に力を入れて、喉を閉じる事で発音します。
食べ物を飲み込み食道へ送るには、一瞬呼吸を止めることが必要になります。④ラ
舌を丸め、舌先を上の前歯(裏)につけて発音します。
「ラ」の発音をすることで舌を多く動かすトレーニングになります。
ちなみパタカラ体操ではなく、口につける器具のパタカラというのもあって友人が購入していたので今度経過の感想を聞いてみようと思う。
あとは、舌回しとかはほうれい線にも効果があるので一石二鳥。
方法5. エステ
エステと言っても、どのような手法を使うかで千差万別。
マッサージ系
筋肉をほぐしてフェイスリフトアップと言っているものもあるが、これも結果的にリンパをマッサージすることで効果が出ていると思われます。リンパに関してはこれは先ほどいったように効果が一時的なので、毎日など頻繁にやらなければならない。
エステに高頻度で通える程お金に余裕がある人以外は、大事な日の直前駆け込み寺だと思おう。なによりたまにエステに行くより、毎日習慣づけて自分でマッサージした方が効果があるに違いない。
顔パック
小顔のためのパックをするというのもあるが、これは肌が綺麗になる効果を狙っているもので小顔とは関係ない。
そもそも肌の中に浸透する成分なんてほとんどないし、エステや化粧品なんかはぼったくりが多いので注意。
「ニベアで肌が蘇る?!実はあの超高級クリームとほぼ同じ成分!!」なんて話題になったりしたが、成分がほぼ同じで「ニベア500円。高級クリーム25000円」といった笑えないことが起こっている。ちなみにニベアの方が量も3倍あります。
肌対策としては保湿できていればなんでもいい。ハトムギ化粧水とニベアなんかの安いもので効果は充分ある。あと、肌は個人差が大きいので自分にあったものを探すのみ。
美容器具
エステではレーザーなど器具を使うものがある。音波で脂肪を分解するや電気で筋肉を動かすEMS、高周波を使うテノールなど様々。
ただ、高周波のHIFU(ハイフ)でトラブルが生じているように注意が必要。
エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生!-熱傷や神経損傷を生じた事例も-
エステ業界は儲かるから、ネットでも広告がわりにブログなどを書いている人が多く、正しい情報が入りにくい。
エステ紹介の記事なんて、アフィリエイト代を稼ぐためにあるようなもの。騙されないように注意しよう。
悶絶エステ
2018年3月24日のマツコ会議で放送されたラフィアージュというエステ。
悶絶とあるだけあって、かなりの痛みのようですね。施術されている人は本当に悶絶していました(笑)。
リンパの流れをよくしてむくみをとっていると思うけど、そのむくみの取れ方が凄いと思う。
ここも1回30000円とまあまあの値段。
方法6. 美容鍼
顔に鍼を刺す美容鍼。こちらも2018年1月6日のマツコ会議で放送された店がある。それが、ハリネズミ美容鍼ができるKADOMORI。東京・大阪・名古屋の3店舗。
芸能人も多く通っているようで、菜々緒さんや三浦翔平さんなどがインスタに上げている。
院長は角森脩平さんという方でカイロプラクティック、柔術整体師、鍼灸の資格を持っているので安心感はある。
ちなみに本も出されています。
鍼は体に異物を入れることで、新陳代謝が促され、血行やリンパの流れがよくなる。理屈としては立証されていないが、効果としては認められた研究もある。
デメリットとしては値段ですね。東京の店舗価格は(参照)、
初回登録料 | 3000円 |
小顔矯正 | 初回 70000円 |
2回目以降 16500円 | |
ハリネズミ美容鍼 | 1回 16500円 |
方法7. ピップエレキバン
ピップエレキバンを顔などに貼るのは最近Twitterで話題になっている。
エラボトを検討している皆さん!
まずはエレキバンを試してみませんか⁉
エラを隆起させる咬筋は噛み癖、食いしばりや歯ぎしりによって発達するので、ボトックスを打ったところでそれが改善しなければ一生打ち続けなければなりません💦
文字制限で全ては伝えられませんが、とりあえず効きますよ✨ pic.twitter.com/lSzQYJLrtg— ginza be plus+代表 足立 (@ginzabeplus) 2018年2月25日
※エラボトとはエラボトックスのことで、エラにボトックスを打って筋肉を細くするものを指しているのことでしょう。
前に肩ボトやる前にピップエレキバンを試したら?云々のツイートを見かけたから、夜寝る前にピップエレキバン貼って寝て朝起きたらこの変わり様よ……!首 肩周りが華奢になったし首 肩ガチガチだったのにスッと軽くなったよ…!ピップエレキバン神。写真は左がやる前 右がやった後です。 pic.twitter.com/J8B6DX65kM
— 面長えぬ (@bijinninaruyo) 2018年6月1日
これについては、科学的にピップエレキバンのような磁気が血行をよくする効果は証明されていないので、実は効果がない。
ただ、効果があったという意見を目にすることもあるでしょう。それはプラセボ効果か他の要因で結果が出た可能性が高いと思います。
なので、おすすめはしないです。
方法8. 骨気(コルギ)
骨気はもともと韓国の民間療法で、日本では2006年頃から、骨気協会の会長である林幸千代さんが流行らせた模様。
小顔になる根拠としては2つ方向からの説明があります。1つは顔の骨と骨の隙間を埋めるというもの。しかし、そんな隙間はないのでこちらは信憑性がない。
五本木クリニックの桑満おさむ医師もブログでこのように主張しています(参考)。
顔の骨は手の力で矯正できません!!もしも矯正できたら骨折しています
もう1つの方向がリンパです。骨の間に老廃物が溜まっているや、骨膜が厚くなるなど科学的によくわからない説明をしていることが多いけども、骨気も結局強くマッサージをすることでむくみを摂っているのです。
友達が実際に行っていたが、凄く痛い代わりに三日後くらいに赤みが引き実際に小さくなったそう。だから大事な日の前日ではなく数日前に行くのがいいと教えてくれた。
しかし、そもそも強い力を顔に加えるので事故の心配があり、行かないほうが安全。
方法9. 美容整形
最終手段は美容整形。やはり医療機関で行うのが間違いない。
ハッピーリフトや金の糸で細胞にアプローチし、これもリンパの流れをよくしている。
エラ張りやたるみにはボトックスなど。
しかし、脂肪吸引など危険性があるものも存在するので、信頼できるクリニックを探そう。
方法10. 見せ方・小顔に見せる方法
本質的ではないが見せ方でも小顔にはできる。
大事なのは小顔に見られることで、小顔にすることではない。
なので、こっちのほうが効果は高いし、まず初めにやるべき。
姿勢
小顔に見えるには、意外と姿勢が大事。
猫背などで首を詰まらせると二重あごに近くなり、顔が大きく見える。
猫背の治し方については、整体・整骨・カイロプラクティックなどにいくのが手っ取り早い。しかし、これらで信頼できるところはほとんどない。その場だけ痛みがとれたり、一時的に骨の位置を直すけれど2・3日で元通りというものが多い。
そこでやはりストレッチと運動するというのがオーソドックスにして費用対効果も高い。
猫背は「肩甲骨・前腿の付け根・おしり」の筋肉が硬いのが原因として挙げられる。そこで、これらをほぐすようなストレッチ・運動をやると解消できる可能性が高いです。
背中は以下の動画の運動がいいですね。これで手の位置をだんだん上げていきましょう。
そして太ももの付け根のストレッチとしては以下の動画のものが効きます。
お尻はこれがおすすめ。
髪形
これは定番だけど、髪形で輪郭を隠す方法がある。
男性に関してはバリエーションが少ないが、女性はそこそこバリエーションがある。
自分の顔の輪郭によってできる出来ないがあるので、美容師に相談するのがいいですね。
主要な方法としては、
- 頬の部分を髪で隠す
- 顔周りに段を作るレイヤーを入れる
- 前髪の横のサイドバングを作る
- 丸みをつける
- ひし形のフォルムにする
他にはポニーテールにして顔をひっぱるという手もありますね。
顔を引っ張るテープ
髪型のポニーテールと同じ効果を得られるのが顔をテープで引き上げる方法です。
コスプレイヤーの方もやっている方法ですね。
即効性ならテープが一番でしょう。
メイク
これも女性向けなので、女性のほうが詳しいですよね。
一般的に言われる方法は
- ファンデーションで輪郭などに陰影をつくるシェーディング
- 眉毛を長めに書く
肩の筋トレ
男性の肩におすすめになるが、肩の筋肉を鍛えるのも手だ。
肩幅が広いと相対的に顔が小さく見える。健康にもいいし、全体としても見た目が良くなるのでおすすめ。
靴
女性ならヒールを履くことで身長が高くなり、相対的に小顔に見える。
男性ならシークレットブーツやインソールでなんとかしよう。
まとめ
結局は脂肪を減らすかリンパの流れをよくする方法が主と思う。ただリンパに関しては毎日の継続が必要。朝の洗顔の時やお風呂の時などと時間を決めて習慣化するのがいいと思います。
筋肉に関しては小さい筋肉だし、そうそう動かしたからって小顔効果があるとは思えない。筋肉は鍛えたら太くなるものだし。
髪形やメイクはもちろん有効。
そこで顔痩せの4ステップは、
①脂肪が多いならダイエットをする。
②姿勢、髪形、メイクを気を付ける。
③自分でリンパマッサージ(ただし、継続する必要あり)。さらに小顔にするならエクササイズも追加。
④お金があるなら、しっかりと評判を見た上でエステ。
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